CloudReadyで古いvistaパソコンをChromebookにしてみた

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知人から頂いた古いノートパソコンの使い道を考える日々でしたが、とりあえずまずは行動を起こしてみることにしました。

ネットにつながないノートパソコンとして仕事専用機にしようかとは思っていたんですけど、何をするにもとにかく遅い。

スペックとして当時はそこそこだったかもしれませんけど、現状では化石同然。

どうせならもっと快適に使いたい。ということでレッツチャレンジです。

ただ、お金に余裕があれば、安いCromebook買うほうが早くて楽です。

今回の記事でわかること。

  • Crome OSとは何か
  • 古いPCの使い道
  • セカンドPCの作り方

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook MediaTek Helio P60T プロセッサー搭載(10.1型 WUXGA IPS液晶/4GBメモリー/128GB eMMC/Chrome OS/Officeなし/アイスブルー + アイアングレー) ZA6F0019JP

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ChromeOSを考える

現状のままWindowsとして仕事パソコンとして使用することも正直考えました。しかし、動作がもたつくしExcelやWordのバージョンなども考えると、仕事パソコンにしておくにも不便でした。

どちらにしても使いにくいパソコンなら部品どりなども考えましたけど、今のところ必要なし。

よし、メインパソコンが壊れた時の為に検索用としてインターネットが出来るようにしようと思います。

ということでとりあえずググってみるとChromeOS(クロームオーエス)というものが出てきた。

要するにChromeOSってのはGoogleChromeだけが使えるOSみたいな認識だった。

Cromebookは学生向き

コロナ禍になってからテレワークやオンライン会議なども増えました。同時に学生PCを使う機会も増え、小中学生ですらPCを使います。

わたしの時代から考えられないことですが。

とはいえ、学生が学校で使うことも増え、PCの入門としてはおすすめの一品です。

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ChromeOSにする問題点

基本的にはブラウザがGoogleChromeの人はわかりやすいかと思うけど、GoogleChromeで出来ることは全部できる様子。

ただ、それしか出来ない。今までWindowsの時に入っていたWordやらExcelなんかは使えなくなります。

これじゃ仕事出来ないじゃないか。

インターネット環境は必須

インターネット環境にあればGoogleさんのスプレッドシートなどでExcelまがいのこともWordまがいのこともできるようだ。このほかにも、MicrosoftオンラインでWord、Excelなど使用できます。とはいえインターネット環境は必須。

USBメモリも今まで通り使用できるし、中のデータを見るのは可能な感じ。

ただ、絶対条件としてインターネット環境が必要ってこと。会社じゃインターネット繋げないし困った。

そして、WindowsじゃなくなるのでHDDに入っているすべてのデータが消去される。

かなり迷いますが頂いたPCですのでそもそもデータはないのでそこは問題なし。ただ、Windowsとしての使いかたはできなくなってしまうのが問題です。

ChromeOSはデュアルブートが可能

デュアルブートが可能でした。デュアルブートとは、要するにパソコンの中にOSが2つある状態のこと。ただ、条件があった。

まずは、ChromeOSをインストールするにはHDDに32GBの空きが必要である。

で、結論を言ってしまうとWindows7以降じゃないデュアルブートが出来ない。

ということで私のPCのスペックは過去記事を参照。

古いVista・7ノートパソコンの使い道【処分しなくていい】
古いノートパソコンをどうするかは永遠の課題ですね。アップデートが終わってしまったWindowsVista・7のノートパソコンの使い道は結構悩みます。処分はしなくていいんです。処分は最終手段で、使い道があることを書いておくことにしました。

デュアルブートが出来るかと思って試してみたけど、いくら待ってもインストールできませんでした。結局古すぎるとダメってこと。

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CloudReadyをインストール

必要だったものもいくつかありました。

  • インターネット環境
  • 8GB以上の空っぽのUSBメモリ
  • 諦めないやる気
  • Windowsがすべて消える怖さに対応する勇気

方法については下の記事を参考にしました。

大変助かりました。

結論としては、デュアルブートは出来ませんでしたが、chromeOS(Chromium)には出来ました。

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Crome OSを使ってみた感想

データは基本的にクラウド保存になってます。

いまの時代に合っているし、異論はなし。

当然のことながらWindowsだったカケラも残りませんし、Word、Excelもありません。

ただ、chrome上で作ることも開くことも可能でした。問題なし。

ただ、会社にこのノートパソコンを持っていくことはないかな。慣れていないので。とはいえ、Windows Vistaだったころと比べると早くなっていることは間違いないです。

使いやすいかどうかと聞かれると正直何とも言えません。なにより持ち歩くにしてもノートパソコン大きくて重い。内臓バッテリーは交換も必要。

実用的になったか

結論から言って、今までのVistaよりは実用的です。今後、Windows11にアップグレードできないPCなどで試すのはアリですね。

インターネット環境があればある程度のことは出来ますし。

ただ、インターネット環境にないとなにも出来ない感はすごいです。

出来ないわけではないですけど制限が多いということが最大のデメリットですね。

メインメモリが1GBの古いノートパソコンでは速くなったとはいえメインパソコンの足元にも及びません。せめてメモリを2GBにしてSSDでも積まないと快適に使えるとは言えませんね。

しかし、仕事専用機だった状態と比べると高速になりましたし、家のリビングで使用する分には問題ありません。

持ち運ぶには重すぎるパソコンですので家にずっと置いておくことになりそうです。

メモリの増設、SSD換装すればもう少し実用的にはなるかと思います。

でもそれなら安いChromeBookで十分かもしれませんね。ですが、古いPCが生まれ変わるのはいい気持ちですね。

ChromeOS Flexリリース

2022年にCloudReadyとChromeOSを統合したChromeOS Flexに正式移行したため、CloudReadyは提供終了となりましたが、条件的には変更ないので、古いPCの使い道として選択肢はあります。

主な要件に変更あり。

  • RAM: 4 GB
  • 内部ストレージ: 16 GB
  • USB ドライブからの起動をサポート
  • 認定モデル

PCに条件が必要とありますが、OSインストールせずに、動作確認も試すこともできるので、とりあえず試してみることをおすすめします。

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まとめ

ChromeOSがどんなものか知りたい欲求もあったのでやってみた感想としては満足出来ました。

10年以上前のパソコンでも、そこそこの性能で実用的になるのは十分なメリットです。

しかし、ChromeBookは日本であまり人気がないのはインターネット環境でないと使い道が限られるし、技術介入が必要になってくるということでしょうか。

全くの知識なしで使おうとするのであれば、インターネットを見るだけと割り切って使用することになりますね。それならタブレットで十分?

とは言え、暇つぶしにもなりましたしCromebookがどういうものかも実感することが出来ました。

万人に使いやすいかどうかはわかりませんけど、リビングでインターネットを見るくらいの人なら確実にお勧めできますね。

少しだけこの状態で遊んでみて、今後はLinux系OSも検討してみようかと思います。

本当は買った方が早いんだけどね。