スコトーマの外し方【固定観念という心理的盲点】

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どうも大福丸です。

じぶんを変えたいと思ったことありませんか?

わたしはありますし、だれだってじぶんを変えたいと思うのではないでしょうか。

正直どれだけ自己評価が低いのかうんざりしてしまいますが。

今のじぶんが嫌いと言うわけではありませんけど、今よりもっとよくなりたいとは誰もが思うのではないでしょうか。

本を読んだりして勉強したことの中に「スコトーマ」という言葉があります。

スコトーマを勉強しようと思って勉強したわけではなく、たまたまラジオ聞いていたら流れていて、意味不明だったから調べてみたので備忘録して書いておくことにしました。

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スコトーマの外し方【固定観念という心理的盲点】

スコトーマとは簡単に言ってしまうと、じぶんの固定観念をなくして目の前のものを見ようということです。

じぶんのモノサシだけで人や物を見てしまうことはありませんか。

別の人や別の角度から見れば見方が変わってくるものは必ずあります。

人は心理的に物事をじぶんの都合のいいようにしか見ようとしません。

スコトーマを外すとはその固定観念をなくすことです。

「こうあるべき」といった考え方を変えようということですね。

人は無意識にじぶんの価値観で物を見ている

で、要するにスコトーマってのは何?ってことです。

簡単に言ってしまうと盲点の事です。

もともとはギリシャ語で盲点って言う意味の眼科用語が最近ではコーチング用語として使われるようになっています。

心理的盲点とも言って心理学の用語としても使われています。

知らず知らずのうちに人はじぶんの価値観で物や事象を見ています。

少し例を出して考えてみます。

目の前にある情報がじぶんの中で正しいと思っていたとします。

そこで別の情報が入ってきたとしても、今ある情報があなたにとってはすべてです。

じぶんの絶対的な考えを曲げることが出来ない場合はこうなります。

  • 聞こうとしない
  • 知ろうともしない
  • それ以上に気にもしない。

これがスコトーマということになります。

目の前に確実にあるにも関わらず見ようともしないのです。

先にも挙げたように見ようと思わないと、目の前で何が起こっていても見えないのです。

ジョハリの窓と似ていますね。

スコトーマはなぜ起きるか

スコトーマが生まれてしまう要因は大きく2つです。

  1. 知らないものは見えない
  2. 興味がない

知らないものは当然見えません。

見えていても、目の前にあるものが何なのか認識できなければわかりません。

興味がないものは気付きません。

じぶんの周りで必要とされていることや自分に関係のあることは見えますが、全く興味のないものは見えているはずなのに見えていないのです。

要するに意識して見ようとしないと見えないのです。

スコトーマが外れるとどうなるか

今あなた自身が新しい車を買ったとします。

そうすると不思議なことに道路で走っている同じ車が気になります。

これがスコトーマ(盲点)が外れた状態です。

道路にはずっと前から同じ車は走っていたのにも関わらず、じぶんが同じ車を手にしたことによって同じ車が気になり始めます。

以前までは気にしていなかったから気にならなかっただけで、本当はずっと同じ車は町でたくさん走っていたのです。

見えていたはずなのに見ようともせず、気付きもしなかったのです。

コーチングとだまし絵

「コーチング」って言うのは人材開発の技法の1つで、人と人との会話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術とされています。

つまりなんなのか?ってことなんですが、要するによくある話ですがだまし絵と同じ原理ですね。

だまし絵はひとつの絵の中に二つの物が見える絵のことです。

これはスコトーマの原理が働くことによって本来はあるべきはずの物が見えないっていう現象が起きます。

とても不思議ですけど体験したことはないでしょうか?

例えば、先ほどのだまし絵でも同じことが起こると思うんですけど、10人に同じだまし絵を見てもらった場合10人みんなが同じものを見ているにも関わらず、ある人には「女の人」またある人には「男の人」が見えたりします。

スコトーマは誰でも持っている

このようにスコトーマって言うのは誰でも抱えているものということを覚えておきたい。

普段の生活の中でも起こりうることで、例えば、じぶんに嫌なことがあったりすると、

  • 「やっぱりできない」
  • 「才能がないから」
  • 「したことがないから」

ネガティブ発言をしてしまがちです。

こんな状況はスコトーマが働いている状態です。

他に原因があるにも関わらず、見えないし見ようともしていないです。

スコトーマを外してあげることによって今はできなくてもできるようになるなど、前向きに考えることが出来ます。

出来ない理由を探すのは簡単ですけど、ほんとうに出来ない原因は実はじぶんの心の中にあるのだと気付いていないのです。

多角的に物事を見ることの第一歩がスコトーマを知るうえで重要です。

スコトーマの外し方は固定観念をなくすこと

要するに考え方の問題にはなってくるんですが、簡単に言ってしまうとこういうこと。

  • 前向きに考えましょう

これがスコトーマの原理で外し方になります。

一見悪く考えがちなスコトーマですがこれは誰もが持っているもので、悪いことではありません。

スコトーマがないと生きていけないくらいです。

スコトーマがないと見たくないものまで見えてしまって心の中はパニックになってしまいます。

重要なのはコーチングスキルとしてスコトーマをコントロールすることが大事と言うことです。

ちなみにこの原理は目や心だけでなく耳などにも同じ現象が起きます。

スコトーマをうまくコントロールすることで他者からの相談や仕事、日常生活においても素晴らしい人生が送れることは言うまでもありません。

ただ、注意しておきたいのはスコトーマをコントロールできたとしても、ネガティブをポジティブにするのはいいですが、その逆は意味が全くありませんしいいことはないのでやめておいたほうがいいです。

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まとめ

悪い部分やネガティブ攻撃をうまく隠してあげて、いい部分や楽しいことを考えたりすることをコントロールすることで正のスパイラルが生まれます。

つまり、あなたが今のあなた以上になれる可能性はまだまだあるってことです。

あなたの凝り固まった考え方を少し角度を変えて別の見方をしてみましょうというのがスコトーマを外してあげることになります。

セルフコーチングすることで、目の前がもっと明るくなるのではないかと思います。

いろんな考え方や見え方、感じ方があることを理解しておくことが大切ですね。

目の前にあるものが現実とは限りません。

見え方・感じ方・受け取り方は人それぞれです。

前向きに考えれるかどうかもじぶん次第です。

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