PR

エースは人事異動させたほうがいい【落とし穴もある】

スポンサーリンク
記事内に広告が含まれています。

どうも大福丸です。

人事異動の季節になると会社はいつもより慌ただしくなります。

  • 「誰が異動するのか」
  • 「じぶんは異動するのか」
  • 「仕事量が増える」

正直なところ人事で会社の未来が大きく変わります。想像していなかった人事異動も十分に起こりえます。異動させることができない、異動にそぐわない場合もありますが、どんな人でも人事異動を経験することは大事ですね。特に会社や部署のエース級の人をどうするかがポイントになってきます。

エースが異動すると同じ部署の社員は困り業務量も増えます。デメリットのほうが多いと感じますが、会社やエースにも大きなメリットがあります。ただし異動させる上で注意点もあります。

今回の記事で分かることはこちら。

  • エースが抜けても問題ない理由
  • エースの人事異動のメリット・デメリット
  • 異動させるときの注意点
スポンサーリンク

エースは人事異動させたほうがいい【落とし穴もある】

結論から言ってエース級の人は人事異動の対象になりますし、異動させた方がいい場合が多いです。

落とし穴としてはエースが異動することで、エースが異動先でも今までのようにうまく仕事ができるかどうかはやってみないとわかりません。じぶんの実力に絶望して、仕事だけでなくプライベートまで侵食してしまうというケースもあります。またエースが、抜けることで一定期間は元の部署が慌ただしくなります。

とはいえ、人事異動のメリットとして異動した本人だけでなく、元の部署の社員や会社全体にとってプラスになる可能性もあります。

大事なのは人事異動は諸刃の剣だということを知っておくことと、中には異動させないほうがいい場合もあることです。

人事異動の目的は新しい風を入れること【組織を変えるチャンス】

エースが抜けると次世代が育つ

人事異動でエース級の人がいなくなるとどうなるでしょうか。

エースに頼り切っていたかどうかはともかく、初めに訪れるのは混乱です。

  • 「これからどうすればいいのか」
  • 「会社全体、部署全体がどうにかなってしまうのではないか」
  • 「仕事が回らないとはない」

ですが、混乱も最初だけです。だんだんといないことに慣れていきます。慣れてくると、いままで頭角を見せていなかった人が頭角を現してくるようになります。

エース級が抜けることによって、次世代の社員が育つで会社や部署全体の能力アップにつながります。

今まではエースが何とかしてきたことでも次世代が育つことによって、マンパワーの底上げが可能になるのです。

エースが抜けると危機感で人は成長する

エースが抜けてしまうと、残った社員で何とかしなくてはいけなくなります。人はじぶんで「成長しよう」と思っても、なかなか行動を変えることはできません。

すぐに習慣を変えることができる人ばかりではありません。じぶんの身に危機が迫った時に、はじめて人は考えることができます。だからこそ、頼り切りになっている状態を避けなければいけません。

人に頼り切っているということは思考が働いていない状態にほかなりません。逆に言えば、エースがいたから本来の力が発揮できていなかった人もいるということです。

「エースがするから大丈夫だろう」と何もしていなかった人が成長するのはそのためです。

人事異動を前向きにとらえる

人事異動で大変なのは異動した人です。とは言え、会社としての命令で人事異動するのですから拒否することも難しいですよね。

「置かれた場所で咲くしかない」のですから前向きに人事異動をとらえるほうがいいかなと思います。人事異動させてもらえると新たな経験を手に入れることができます。

以前の部署が気になる部分もあると思います。ですが、起こってしまったことを悔やんでいても仕方ありません。これからどうすれば今よりも仕事ができるか、新しい部署での働き方を考えることが大事です。多くの部署を経験すると能力は更に高まります。

もちろんエースじゃなかったとしても、人事異動によって成長する機会を得ることができるので、会社にとってもwin-winです。

人事異動でモチベーション低下【置かれた場所で咲く】

スポンサーリンク

エースを異動させる注意点

エースは重要なポジションに位置することが多くなります。本人も会社にとってじぶんが重要な存在と認識している可能性が高いです。そのため、異動後のポジションや責任、権力などが曖昧になると会社に不信感を抱くこともあります。

異動が会社命令だとしても、エース社員は責任感も高く、業務量も一般社員より多いです。納得して異動するわけではないので、十分なフォローアップが必要になります。

また定期的なフィードバックと新しい部署での働きやすい環境を与えられないと、最悪の場合、そのまま別の会社に転職ということも十分に起こりえます。

新しい部署でうまくいくとは限らない

とはいえ、エースだからといってどこの部署でもうまくできるかと言えばそんなことはありません。適材適所は必ずあります。

いままでは慣れた環境で仕事をすることができていましたが、部署が変わるとうまくいかない場合もあります。新しい仕事、新しい人間関係の構築、考えることは山積みです。リセットボタンを押された状態とは言いませんが、新しい部署でのレベルは低い状態です。

じぶんより年下の先輩ができることも少なくありません。今までの部署ではじぶんが頼りにされてきたため、自信や能力もあるように感じられましたが、同じようにできるかどうかはやってみないとわかりません。

新しい部署で働いている人の能力のほうが高いこともあります。全く歯が立たないほどの能力差を見せつけられ、井の中の蛙だったと感じてしまうこともあります。

人事異動しない人の特徴【優秀か使えないかの二択】

エースの人事異動は慎重にする

エースの異動は、会社だけでなく本人の能力アップにも繋がる可能性がありますが、慎重になる必要もあります。成長を期待して多くの人事異動を経験すると、じぶんは無能だから異動させられているのではと考えてしまうこともあります。

多くの業務を抱え責任感も高く、「じぶんはこれだけやってきた」というプライドもあります。また、人事異動の経験が多くなると、コミュニケーション能力も高くなり、様々な部署にネットワークができます。そのため、周りの評価を気にしてしまうこともあります。

エースで自信を持っていたからこそ、自信が崩れ去るときは不満を感じ転職を考えてしまうようになります。

市場価値診断ならミイダス!
スポンサーリンク

まとめ

エースは会社や部署において抜けては困る人材と思われがちです。エースが抜けることによって、仕事の分配などの影響も出ます。リスクも大きく、なかなか人事異動に着手しづらくなります。ですが、エースが抜けるからこそ次の世代を育てる機会が生まれます。

ただし、エースがいままでと同じように仕事ができるかどうかは適材適所もあることを忘れてはいけませんし、会社はフォローアップや働きやすい環境を作ることも必要となります。

人事異動は適材適所を考える【社員の成長と衰退が決まる】

適性検査LP