どうも大福丸です。
仕事をしていると「雑用」と呼ばれる細々としたタスクに直面することがあります。
しかし、雑用をおろそかにしていると、仕事全体の質が低下してしまうことをご存知でしょうか?
本記事では、仕事と雑用の関係、雑用の重要性、そして雑用をこなすことで得られるメリットについて詳しく解説します。雑用を通じて仕事のスキルアップを目指しましょう。
- 仕事と雑用は直結している
- 雑用は雑にしないほうがいい
- 雑用は特定の人に集中しやすい
仕事ができない人ほど雑用もできない【気づけば変わる】
結論として、雑用ができない人に仕事ができる人はいません。
仕事ができる人は雑用もできるということです。
雑用だからと言って、雑にしていたのでは本当に雑用になってしまいます。
雑用をこなすことはじぶんの成長につながるメリットもあります。
一方でデメリットとしては、したくなくてもしなくてはいけない雑用があったり、じぶんの時間を使うことになるということ。
雑用はどんな仕事・作業を行ううえでも基本となります。
基本ができないのに応用は難しいので、雑用について考え方を変えるきっかけになればと思います。
雑用と仕事は切り離せない
雑用は、単なる面倒な作業ではありません。
むしろ、仕事の基礎を構成する重要な要素です。雑用を丁寧にこなすことで、次第に効率的に仕事を進める力が養われます。逆に、雑用を軽視している人は、結果的に大きな仕事もこなせないことが多いのです。
仕事と雑用は密接に関連しており、雑用をしっかり行うことが、仕事全体のクオリティを向上させる鍵となります。
雑用を丁寧に行うことで得られる成長
雑用を丁寧に行うことは、自己成長に直結します。
例えば、整理整頓や書類の管理、メール対応といった雑用を迅速かつ正確に行うことで、効率的な仕事の進め方や注意深さが身につきます。
これらのスキルは、どんな職種においても必要とされるものであり、経験を積むことで自然と高い評価を得られるようになります。
雑用は特定の人に集中しやすい
「気付いた人がやればいい」という考え方は、雑用が特定の人に集中する原因となります。これは組織内での不満やストレスの原因にもなりかねません。
雑用は、全員で協力して行うべきであり、誰か一人に負担がかかりすぎると、その人のモチベーションが下がることもあります。公平に雑用を分担することで、チーム全体の効率を向上させることができます。
とはいえ、雑用は特定の人に集中するので、特定の人ばかり忙しい状況に陥ってしまいます。
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雑用を怠ることのデメリット
一方で、雑用をおろそかにするとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
雑用を適当に済ませる習慣がつくと、注意力が散漫になり、重要な仕事でもミスが増えます。
また、周囲の人からの信頼も低下し、結果的に責任のある仕事を任されなくなる可能性があります。雑用を雑に扱うことが、長期的にはキャリアの成長を阻害する要因になるのです。
先輩こそ雑用は丁寧で素早くする
じぶんが上司になったときに、雑用をすべて下に任せるという人がいますが、あまりいいこととは言えません。
もちろん、じぶんより下の立場に任せることで成長を期待したり、仕事を覚えさせると言ったことは必要です。
ですが、立場が変わったからと言って雑用をしないということにはなりません。
先輩(上司)になってからでも雑用はしたほうがいいです。
先輩が率先して雑用をこなすことで、後輩も雑用を嫌がらなくなります。
また、先輩だからこそ誰がやっても同じだと感じる雑用を最速で丁寧にこなしましょう。
仕事が速い人というのは、応用に雑用も多くこなしています。
多くの経験をこなしているからこそ、仕事の精度も上がります。
仕事ができない上司は雑用の経験も少ない場合が多いです。
- 雑用は素早くこなす
- 雑用ができる人は仕事もできる
- 雑用を繰り返すと仕事の経験値が貯まる
仕事ができる人ほど雑用も積極的に行う
- 仕事ができる人は、雑用も積極的にこなします。これは、雑用を通じて周囲の信頼を得ているためです。
- 上司や先輩も、雑用を丁寧に行うことで後輩たちに良い影響を与え、職場全体の雰囲気を良くすることができます。経験豊富な人が率先して雑用を行う姿勢を見せることで、若手社員も「雑用は大切な仕事の一部である」と認識し、自然と成長していきます。
気付いた人がやる雑用の問題点
雑用をする上で良くある問題として、雑用をする人としない人がいるということ。
雑用をする人はずっと雑用をすることになり、しない人はずっとしません。
「気付いた人がすればいい」と言う言葉を聞くことがありませんか。
気付いた人がすればいいというのはいい解決方法のように感じますが、実は大きな間違いです。
雑用をこなしているのは、特定の人であって、「気付いた人がすればいい」という人はいつも雑用をしていません。
- 気付かない人はずっと気づかない
- 特定の人に負担が集中する
- 気付かない人のほうが多い
気付かない人は気づかない
大前提として。気づかない人はずっと気づきません。
気付かないだけで、今後も気づいた人だけがすればいいと考えるのもアリです。
ですが、気付いた人は注意して気付かない人が雑用をはじめると不思議なことが起こります。
普段しない人がするとなぜか褒められるという理不尽さがあります。
ふだんからしていた人は「するのが当たり前」ですが、ふだんしていない人は「素晴らしい」となるのです。
気付かない人が気づくことはありませんし、気付かせることができたとしてもその後の行動が変わり改心する人はあまり多くはありません。
雑用は下の立場だからするものではない
雑用は下の立場だからするわけではないということです。
出世しても雑用と感じる仕事は多いです。階級や肩書などで仕事の内容は大きくは変わりません。扱える内容が違うだけでやっていることの変化はあります。
ですが、どんな仕事でも正直なところここに行きつきます。
- 誰がやっても同じではないか
- どうしてこんなことをしているのか
社員(職員)の能力で雑用そのものの価値は変わりません。
しかし、雑用でも取り組む姿勢や経験値で精度や速さは変わってしまいます。
変わるのは、どれだけ丁寧かつ最速に行えるかどうかです。
立場の優劣で雑用をするのではなく、どんな立場だろうと雑用はしています。
- 雑用に会社の肩書は関係ない
- 雑用は誰がやっても変わらないのは間違い
雑用は仕事を呼び込む近道
仕事の80%は雑用で占められていると言っても過言ではありません。パレートの法則に基づくと、仕事の重要な部分は20%に過ぎませんが、その20%を支えるためには80%の雑用が必要です。
雑用をしっかりこなすことで、仕事の全体像が見えるようになり、より重要な仕事を任されるようになります。
日常の雑用を通じて、仕事の基本を学び、重要な仕事へと繋げていくのです。ある程度の経験を積んでくると雑用を嫌がる時期があります。
自分から行動することの大切さ
雑用をするかしないかは、最終的には自分の選択にかかっています。
自分が率先して行動を起こすことで、周囲にも良い影響を与えることができます。他の人に変わってほしいと願うのではなく、自分自身が変わることで、環境や状況も自然と変わっていきます。
雑用を通じて自分のスキルを磨き、キャリアアップを目指しましょう。
目立つ仕事のほうが、評価も高いように感じられます。
雑用がキャリアアップに繋がる理由
雑用をおろそかにせず、丁寧に行うことで得られる経験値は、長い目で見ればキャリアアップに繋がります。
例えば、雑用を通じて身につけたコミュニケーションスキルや問題解決能力は、将来のリーダーシップにも役立ちます。
雑用をしっかりこなしていると、周囲から信頼され、重要なプロジェクトやリーダーシップポジションを任される可能性も高まります。
じぶんが動かないと変わらない
何をするにも、誰かが動いてくれるのを待つのではなく、じぶんが行動を起こさない限りは何も変わりません。
雑用をするのもしないのもじぶん次第です。
雑用という素材をじぶんにどう料理するかで今後の仕事に大きな変化が生まれます。
人に変わってほしいと願うのではなく、じぶんから行動を変わることでしか何も変わりません。
他力本願で考えるということは、気付かない人ということです。
仕事の大小で変わるのは達成感と経験値
とは言え、ふだんの雑用が丁寧に出来ていない、経験が少ない場合は目立つ大きな仕事をしたとしても、思った以上に成果は出ません。
- 仕事の大小を考えるならふだんの行動から変える
- 目立つ仕事をしても給料は変わらない
- 目立つ仕事で成果を上げるには下積みが必要
まとめ
雑用は仕事の基盤を形成する重要な要素です。雑用を軽視せず、丁寧にこなすことで、仕事全体の質が向上し、キャリアの成長にも繋がります。
自分から率先して雑用を行い、周囲の信頼を得ることで、より大きなチャンスや重要な仕事を任されるようになります。雑用を通じて成長し、仕事の幅を広げることが、成功への近道です。
- 雑用から経験を得る
- 雑にしてもいい仕事はない
- 雑用が集中する人は成長の兆しがある
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